コロナ鬱からの脱出法 & 前頭前野にいい刺激を与えよう?!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
大したことはしていないのに、毎日があっという間に経ってしまいます・・・(;´Д`A “`
いやでも、毎日があっという間で、普通に「生きる」「生きてる」っていうだけで、実はすごいし、素晴らしいことなんですよね・・・。特に今は・・・。

???!突然どうした???と思いましたか?(^^;


なんだか、自粛解禁後、これまでの鬱積や疲れが一気に出たのか?前回の記事を書いた後から10月初め位かな?いよいよ(気持ちの)負のスパイラルから抜け出せなくなってしまって・・・もう、いろんなことがどうでもよくなってしまって、もはや更年期では片付けられない、This is the コロナ鬱に陥ってしまいました(〒〒)
鬱病まではいかないですが、今は、あの時の脳や体の中に靄がかかったような、幕が張ったような鈍い感覚が全くないので、やっぱりおかしかったんだなぁと思います。世の中の状況や生活が好転した訳でもないのに、今は気持ちがスッキリしている ということは、やはり脳や心、ホルモンバランスの一時的な問題なのかなと思います。

思い返すと、
「これから先、私はどうしたらいいんだろう・・・何をしたらいいんだろう・・・。」
そんな思いから、負の思考回路、負のスパイラルが始まったような気がします。

今、誰もが考えること、考えなくちゃいけないことだと思っている大切なことだとは思うのですが、気持ちに余裕が無い方、バランスを崩している方にとっては、下手をすると自分で自分を追い込みかねない、とても危いテーマになってしまいます。


ひとまず今回は、自力でなんとか脱出できたので、よかったのですが、またいつスパイラルに巻き込まれるかもわからないので、予防・対策として、気付いたことや思ったこと感じたことを記事にまとめておきたいと思います。

泣く・・・思いっきり泣くとすっきりします?!


私自身は元々良く泣く人間で(^^;涙腺が壊れているだけなのかもしれませんが...色々思い考え始めると、涙が溢れて止まらなくなってしまって・・・。

でも「泣くこと」も大事なんですよね。今回、改めて思いました。よく泣く人間のくせに、この半年は、泣くのを我慢していたように思います。

泣くということには、自浄作用(人間は、身体にとって良くないものが体内に溜まり続けたり、悪くなくても多過ぎたりすると、それを外に排出してバランスを保とうする本能的な機能)があるんですよね。

今、泣いたり、弱音を吐いたりすることを我慢している人も多いと思うのですが、泣きたい時は心行くまでガッツリ泣いてしまった方がいいと思います。ひとまずは、スッキリします。
泣きたいけれど泣けない、泣く時間も場所も無いという方もおられるかもしれませんが・・・可能な方はぜひ(^^;

何も考えていないのに、涙が溢れて止まらない方は・・・とりあえず、あれこれ考えずに心療内科に相談してみましょう。※精神科ではなく心療内科です。お間違いなく。
万が一ひどくなってからでは、回復するのにも時間がかかるので、即行!早期!が大事です。

鬱積した気持ち=心の老廃物をデトックス(外に出す)する方法


鬱積した気持ち=心の老廃物とでも言いましょうか?をアウトプット(外に出す行為)・デトックスする方法って、泣く以外にもいろいろあります。

  • 泣く・涙を流す(感情を行為で表現する。)
  • 笑う(感情を表情で表現する。)
  • 声を出す(人と会話をする。歌を歌う♪本を朗読する。)
  • 汗を出す(運動や入浴などで汗をかく。)
  • 書く(ありのままの気持ちや考え、やってみたいことなどを文字にして書き出す。写経する。)


考えてみると、この半年間、ネガティブな情報ばかりインプットし続けてきた訳で、それに見合ったアウトプットをしなければ、そりゃバランスも崩れますよね。
自粛して我慢して鬱積がピークを迎えた今こそ、デトックスがとても大切で、普段ならなんてことは無いような基本的な動作・行為でも、思っている以上にバランスを取り戻すのに効果があるように感じています。

笑う・・・今、必要なもの!それは、笑い?!


マスクをし続けていると笑えなくなりますね・・・。最近、笑なくなっている、笑なくなっている自分に気づいて、ちょっと愕然としました。

人と会ったら、自然と笑顔になるものだと思うんですけど・・・状況が状況だけに仕方ないのかもしれませんが、どうせマスクで口元が見えないから笑わなくてもいいやと思ってしまう?ところも大いにあるなぁと感じています。

笑わなくていいと思うと笑わなくなって、笑わなくなると笑えなくなるんですね・・・。
心情的にも、身体的にも(広角を上げたりする顔の筋肉が衰えていく)。

「笑う」と、いいもの(ざっくり過ぎる?w)、確かドーパミンやアドレナリン?が脳内で分泌されて、幸福感や免疫力もUPする?!と聞いたことがあります。
意図的に「笑う」というワークショップもある位ですから、意図的でも効果があるということなんでしょうね(・・)

笑う機会も減って、笑顔や微笑みすらなくなって、無表情になってしまうなんて・・・やっぱり心身に良くないんですよね。できれば、マスクを使いたくないんですけど、もう必須アイテム化してしまっているので、マスクをしていても、笑ったり微笑むことを積極的に意識的にやっていくしかないのかなと思います(^^;
今求められているもの・・・それは「笑えるもの」「おもしろいもの」なのかもしれませんねぇ?!

声を出す・・・辛い時は辛いと人に伝えよう?!


この状態は本当にヤバイぞ?!もう限界?!と感じたので、もう感染を怖がってばかりはいられません。感染しない代わりに鬱病になっていたら、何の為の自粛かわからないですよね。今回は、思い切って行動範囲を広げて(感染しないように最大限気を付けつつ)東京方面に出かけて、人と会って、挨拶程度とかではなく1~2時間程度は話ができる機会を作ることにしました。

正直なところ、あまり人に会いたい!という心境ではなかったけれど、ここで吐き出さないと自力では抜け出せなくなりそうな予感がしたので・・・。幸い、皆(と言っても私を含めて3人ですが)、似たような心境・境遇だったみたいで、すぐに集まろう!ということになって、ほんとに助かりました。”友達”と言える人が決して多くはないので(^^; こういう時にパッと頼れる人がいないので困るんですよね。

お陰様で、「私、コロナ鬱だわ😫もう限界だわよ?!」って、声に出して、家族以外の同年代の(女性の)仲間内で言えたことで、かなりスッキリしました。別に叫ぶ必要もないし(^^;普通に会話の中で、ちょっと笑いも交えながら言っただけなんですけどね。とにかく、人に聞いてもらいたかったんですよね。

思っているだけだと身体の中に溜まっていくので、思いを声にして外に吐き出すとスッキリすると同時に、自分以外の人に伝えることで、自分だけの問題ではなくなって、不安や悩みの濃度が単純に薄まったように感じました。軽くパニック気味だったのが、冷静さを取り戻せたというか、我に返ったというか・・・。スパイラルの渦中にいると何が何だかわからなくなってしまうんですよね。

辛い時に辛いと人に言えれば、もっとどうしようもなくなった時にも言えるかもしれない...こういうことって、言うタイミングを逃すと言えなくなってしまうのかもしれない...そんな気がしました。

なるべくこうしてみるといいよ!とか、こういうのも案外いいよ!とか、自分では思い付きもしないことを教えてもらえたり、ヒントになったり、人の力って計り知れないですね。ありがたいです。

で、なぜ家族以外かと言うと・・・我が家には家族=男性陣しかいないので、こういう類の話は、別にコロナ鬱に限らず相談しようと思っても、「へぇー、そう。」「まぁ、こういう状況やから仕方ないやん。」「我慢するしかないよ・・・。」で、せいぜい10秒位で片づけられてしまうのがオチなんですよね(==)

仕方ないのも、我慢するしかないのもわかってます。そうじゃなくて、まずは、ちゃんと聞いて欲しいし、共感して欲しいし、できれば心配して欲しいし、ちょっとは励まして欲しい訳です。こういう場合、解決するとかしないとか、結論はいらないんです。そのプロセスが大事なんです!
しかし、残念ながら、我が家の男性脳には、そういうじっくり寄り添うという機能は標準装備されていないらしいんですよね(^^; 一応、こういう状況だからこうして欲しいと伝えてみましたが、何分、装備されていないので、過度な期待は禁物です。期待した分、がっかり度も大きく、余計なストレスが増えるだけなので(笑) 

人と会う・・・前頭前野に良い刺激をしっかり与えよう?!


コロナ禍の自粛生活を経験して、人と会って話をすることって、本当に大事なんだなとしみじみ思いました。人と会って話をすると、笑ったり、声を出したり、表情を読み取ったり、言葉を理解しようとしたり、全部自然にできますもんね。いろいろなアウトプット(外に出す行為)・デトックスが一度に同時にできるんですよね。実際に、効果も絶大でした。

脳科学的にも、「人と会う」ということは、脳の前頭前野にすごくいい刺激になると言われています。逆に、東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏の研究によると、リモートでは、脳は人と会っていると認識しないらしく、前頭前野はほとんど反応しなかったそうです😱

リモートワークも、感染リスクが低く、便利で効率的で、一見良いかもしれませんが、気を付けないといけないと思います。今まで通勤してお勤めをしていた人にとって、一気に世界や社会が狭くなって、様々な刺激が激減してしまっているわけです。余計で過剰な刺激が無くなったのは良いことかもしれませんが、同時に、必要で有益な刺激も失っているということに、まだ気付いていない方も多いのではないかと思います。

刺激が激減することによる脳機能の低下、不活性化って怖い?!


自粛期間で受けた一番の身体的ダメージは、「コロナ太り」(笑)かと思っていましたが、脳に与える刺激が少な過ぎることによる、「脳機能の低下」「脳の不活性化」なんじゃないかと、ここに来て改めて思い直しました。突きつめると、今回のコロナ鬱の原因も半分位?もしかしたら半分以上?そこにあるんじゃないかと思うんですよね。
自粛し始めた3月末位から半年位なのに、すでに実感しているので、思いの外、脳がダメージを受けるのって早いんですね😱
この状態が続いて、ちゃんと脳内物質が分泌されなくなったり、完全にバランスが崩れてしまうと、本当に病気としての「鬱病」になりかねないと思うと、怖いな・・・と思います。

最後に


今回、記事を書いているうちに、思いがけず、脳の働きについても調べたり触れることになって、興味深い分野だなと思いました。前頭前野の機能のお話 人間らしく生きるためには「前頭前野」が大事 や、東北大学 加齢医学研究所 教授 川島隆太さん脳科学者 中野 信子さん茂木健一郎さんのお話などなど 日常とリンクさせながらわかり易く書いたり話して下さっているので面白いし、脳の働きを理解すると、今の状況下でメンタルをコントロールするのにとても役立ちそうな気がしました。また詳しく調べて記事にしてみたいなと思いました^^

しかし、人間って、刺激が無いと生きていけない生き物だと言っても過言ではないんですね。様々な角度から刺激を受けたり与えたりして、無意識に絶妙のバランスを保ちながら生きてるんですよね。すごいです。「普通に生きてる」っていうだけでも、実はすごいことなんですよ。ほんと。

おそらく、現状、ほとんどの人が心身のバランスを崩しているのだと思います。まずはそれを認識して自覚することが大切なのかもしれません。バランスの崩れた状態で、あれやこれや難しい事を考えても、いいアイデアが浮かぶはずがないですよね。混乱するばかりです(^^;
ちょっと気分が沈んできたなと思ったら、考えるのはやめて、何か脳にいい刺激、脳が喜ぶ刺激を与えられることをやってみることにしましょう!^^ 

何か、参考やヒントになれば幸いです♪




About The Author

sawako*
50の大台がなかなか受け入れられないR50です(;^_^A
同い年のサラリーマンの夫と社会人1年生の息子との3人家族。

できれば、年齢に囚われず、しなやかにいい年の重ね方をしていきたい。もう多くはいらないから、味わい深いひと時や、ささやかな幸せを大切にしていきたい と願ってはいるのですが・・・なかなか思うようにはいかないもので、ドタバタと日々を送っています(笑)

これから何年か先にR50を迎える方の為にも、何か少しでもお役に立てるような情報、ちょっとhappy♪になれるような情報をお届けできたらいいなと思っています。

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