Footprints / lesson#15

ジャズピアノ「Footprints(Wayne Shorter)」を弾いてみました♪

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【JAZZピアノレッスン課題曲シリーズ】#15
Wayne Shorter「Footprints」をUPしました!


YouTube・新CHへのJAZZ曲の投稿順で言うと、#2(2曲目)になりますが、このblogの
カテゴリー順でいくと#15になります(^^;

1~2週間はあっという間なのだけど、1カ月みっちり練習して、更に一発録り&撮りするとい
うのは、結構体力と気力が必要ですね(;・∀・)

ある程度のところで”良し”としないと、延々と弾いてしまって、新曲のアレンジの方に全く集中
できないということが判明致しました( ̄▽ ̄; 私の脳内ポンコツCPUやら、小容量上書き
タイプの脳内HDDの関係上、同時進行ができないみたいです(;^_^A

結局のところは、今の私にとってのベストな演奏しかできないと思うのだけど、ベストって
どんな演奏なのか???弾けば弾くほどわからなくなる今日この頃・・・(==;

今回の曲は、6/4拍子で、4度の音程を使ったアレンジに挑戦!がテーマだったので、ふんだん
に、これでもかっ!?という位に4度の音程を使ってみました。ちょっとやり過ぎたかもしれません(^^;

4度の音程・・・例えば、Cm11のコードの時に、
左手で、ド-[ドファシ♭]-[レソド]-[ミ♭ラ♮レ]と 、符点四分音符で弾いてみたり。
※[  ]は和音で弾く

普通、Cm7だと[ドミ♭ソシ♭]で、1-3度や1-5度の1-7度の音程は、とても心地良く
安定した響きで、どんな人の身体にも耳にも一番馴染んでいる、DNAレベルまで染み込んでいる
と思うのだけど(そんな気がする)1-4度の音はそれに比べるとちょっと不安定で、馴染みが
そこまで無いんですよね。ともすれば不協和音のようにも聴こえるかもしれません。

そのギリギリな感じがスリリングで、不思議な世界を醸し出していて、4度を意識することで、
アドリブでも、ちょっと人間的な感覚を超越したようなフレーズが生まれたりする訳です。
その辺が、この曲がJAZZのリスナーよりもプレイヤーに好まれる曲と言われる所以なんじゃ
ないか?と思ったりします。

Footprints=足跡にもいろんな歩幅や歩調があるように、左手のバリエーションを幾つか考えて、
それを組み合わせて、ストーリー性を感じさせるような構成・展開にしてみました。

ちなみに、イントロ→テーマ2回→アドリブ6回→テーマ1回→エンディングとなってます。

テンポをどうしようか、とても迷って、速めに弾くとなかなか格好いい感じ♪ で、
これも捨てがたいところなんですけど、最終的には、やはり最初のイメージコンセプト?の不思議ちゃん
ワールド(笑)を表現する為には、ゆったり目の ♩=163くらいがいいのかな?という結論に
至りました。

でも、不思議ちゃんは不思議ちゃんでも、健全過ぎる能天気な不思議ちゃんではなく(^^; 
ちょっとdarkでアンニュイな不思議ちゃんにしたかったので(笑) 今回初めてCP4のpiano3
S6(St.)の音色で弾いてみました。しっとりと落ち着いていて、なかなかいい音ですね♪ 
piano1のCFXと同じ調子で弾いていると、ちょっと低音が響き過ぎるような気がしたので、
力加減を若干控えめに。

右手と左手がそれぞれ違うグルーヴ感の箇所があったり、クライマックスに大階段ならぬ大30連符
があったりと、ま、ちゃんと弾けてないですけど…(;^_^A 
なかなか弾きごたえのある上級者向けアレンジになりました(^^;
もし、このアレンジを弾いてみたい♪ 楽譜が欲しい!という方がおられましたら、DLmarketの
サイトにてご購入頂けます。 

→ 楽譜販売サイト Piascore に変わりました!(2019年~)

***

「Samba de Orfeu」の練習もしつつ、次の新曲「Willow Weep 
For Me」のアレンジを頑張ります♪



ではでは、また♪


注:【JAZZピアノレッスン課題曲シリーズ】とは
テーマのメロディ・コード進行・モード(音階)の理解
テンション、VOICING、曲の構成・発展、 
アドリブ、エンディング などなど
JAZZピアノやアレンジの基本をしっかりと押さえつつ、
 自分らしく♪アレンジしていくシリーズです。



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