楽譜の販売について

アメリカの楽譜販売サイト:sheetmusicplusで世界(海外)に自分の楽譜をネット販売できる?!   

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めっきり涼しくなって、もう秋の陽射しですね*^^* そろそろ金木犀が咲くかなぁ・・・

さぁ記事を書こう?!と思って、前回の投稿の日付(8月23日)を見ておののきました。日付の入力を間違えたのかな?と思ったのですが・・・どうやら本当に1カ月経ってるみたいです😱いや確かになんだかんだ色々やってましたよ。でも1カ月も経ってるなんて・・・。毎日は無理だけど、せ、せめて1週間に1回、いや2週間に1回は新しい記事を書こうと思っていたのに(;´Д`) ま、いっか。誰かが困るわけじゃないし(・・)

何をやっていたかというとですね・・・

新曲を作ろう!と思って、歌詞を書き始めると、ずっと私の身体の中でモヤモヤとうごめいていた、今の切実な思いや憂いが止めどなく溢れてきて・・・それを余す事無くギュウギュウに全部詰め込んだ曲(作詞・作曲)がとりあえずできあがりました!(・・; なんだかよくわからないけれど、色んな意味ですごそうじゃないですか?(笑)そのままギュウギュウでいくか、もっと削ぎ落すべきか?・・・ちょっと寝かしてからまた聴いてみます♪
あと、弾き語りの新曲「time after time / Eva Cassidy’s CD ver.」のギターと歌の練習と、今までの曲のおさらいと、楽譜の販売登録とか・・・
あ、そうそう!落雷の衝撃で冷蔵庫が壊れたり・・・😱 他にも色々と動き出そうとはしているのですが・・・まぁ、なかなか思うようにはいかないものです(^^; 


今回はこの↑中でも、ちょっと新しい発見と進展のあった、
楽譜の販売について書いてみたいと思います!

私の場合、現在販売している楽譜(と言っても数曲だけですが)の6~7割位がJAZZスタンダードのピアノソロアレンジを中心にした海外(アメリカ)の楽曲で、残りが日本の楽曲のピアノアレンジなのですが・・・

この海外の楽曲を国内のサイトで販売する場合、サイトによっては、日本の楽曲よりも著作使用料もサイトへの手数料高く設定されている場合があります。私的には、国内とか海外とか関係なく、好きな曲をアレンジして楽譜にしているだけなので、なんだかなぁ・・・という感じです(-_-;
しかも、現時点では、著作権団体の規定で、JASRAC / NexTone管理楽曲は、国内・海外の楽曲を問わず、海外から購入ができないことになっています(=_=)

たまに、海外の方から、JAZZのソロピアノアレンジの楽譜はいつ販売するの?といったお問い合わせを頂くことがあるので、以前から、直接海外向けに販売できる方法やサイトが無いか探していたのですが、国内にはちゃんとしたサイトは無いようで(怪しいサイト😅はあるにはあります)、諦めるしかないのかなと思っていたところ、つい先日、偶然「sheetmusicplus」というアメリカの楽譜販売サイトが、コロナ禍で楽譜の需要が伸びており、大幅な増益?!というニュースだったか広告だったか?をネットで見かけて、初めて聞くサイト名だったので調べてみたところ、どうやら誰でも楽譜を世界に配信販売できる?!らしいことがわかりました!
えーーー?!ほんとに?!!!Σ(・□・;)
いや、英語なので細かいことはよくわからないんですけどね(;^_^A、とりあえずダメ元で、試しに数曲登録してみることにしました!




海外の楽譜販売サイト事情


サイトをご紹介する前に、少しだけ現在の海外の楽譜販売サイト事情について触れておきますと、

世界に向けて楽譜を販売しており、(主にアメリカの楽曲に限られますが)日本からも購入できるアメリカのサイトは幾つかあるのですが、私が知っている限りでは、プロのアーティストと契約して販売していたり、出版社が販売していたり、小規模なチームで、自分達で楽曲のアレンジからサイトの運営までやっていたりで、一般人が販売する側に携わることができるサイトというのは、今回ご紹介するサイトが初めてです。

なぜ一般人が販売できるサイトが少ないかと言えば、著作権とクオリティ(内容の質)の問題が大きいのかなと思っています。他にも、個人情報を管理するのも大変だろうし、トラブルが多いと運営も大変だろうし。サイト運営側に立ってちょっと想像してみただけでも、恐ろしく大変な気がします(^^;

著作権・・・雑貨などの物であればもっといろんな販売方法があると思うのですが、音楽には著作権があるので、たった1曲でも、然るべき許諾を得ずに勝手に販売したら、違法です。
私自身、著作権について全てを理解できている訳ではないので、だからこそ、その辺りがしっかり対策・管理されている(と思われる)サイトでしか販売しないようにしています。とにかく個人で法的責任を負うことにならないようにしたいなぁと(;´Д`A “` 

クオリティ・・・プロによるものであれば、内容のクオリティを一定以上に保ちつつ、同じ楽曲でも他には無いオリジナリティの高いアレンジにできるだろうし、顧客数も維持できて、販売価値も高くなりますよね。一般人の場合、クオリティはおそらく低い方に、同じようなアレンジで、ジャンルも人気のあるものに偏りそうですよね?

それでも、一般人に販売する場を提供するメリットは?・・・何なんでしょうね?(;^_^A 記事を書いて(読んで)行くうちに少し見えてくるかもしれません。

アメリカの楽譜購入・販売サイト「sheetmusicplus」のご紹介


楽譜・音源(mp3)の購入サイトのご紹介


sheetmusicplus

このページは、楽譜を購入したい方の為のホームページになっています。海外の楽曲の楽譜をお探しの方は、クレジットカードを持っていてデータをダウンロードできる環境があれば、登録(サインアップ)さえすれば、すぐに誰でも楽譜を購入することができます。


楽譜・音源(mp3)の販売サイトのご紹介


smpress

先程のホームページを下にスクロールしていくと、smpressというリンクの貼られた文字列と横長のバナーボタンがあります。そのどちらかをクリックすると、smpressのページにジャンプします。
こちらが、楽譜や音源の販売者が楽曲データなどの登録を行う為の専用ページです。



販売楽曲・楽譜の登録方法


サインアップ(登録)する


smpressのページを開いたら、サインアップ(登録)します。登録が完了したら、次回からはサインインからログインします。
売り上げの支払い方法については、私は、Paypalをすでに登録済みだったので、売り上げが最低額の$20に達した時点で支払われるというもので登録しました。他は、sheetmusicplusのギフト券?もあるみたいです。$20にいつ達するのかわかりませんが・・・(;^_^A 
ちなみに、私が登録している国内のサイトの最低額は、mucomeは3000円、Piascoreは5000円です。その最低額に達するまでは振込みされず、自動的に次月に持ち越されます。振込みの際に振込手数料もかかります。




早速、楽曲データを登録してみましょう!
今回は、一番多いと思われる、著作権のある楽曲の登録方法を中心にざっくりですが(^^; 説明していきたいと思います。



著作権のある楽曲の登録方法

サイト内の既存のコピーライトを探す


smpressのページの上部にあるバーのSong Search をクリックします。



Copyrighted Song Searchのページ↓が開きます。




今回は、最近、シンディ・ローパーの「time after time」のEva Cassidy’s CD ver.を弾き語りしようと思って、ギタータブ譜を作ったので、せっかくなので?ついでに?実際に登録しながら説明してみたいと思います。

楽曲名とアーティスト名の一部を入れると、ズラーッと同名の楽曲のリストが表示されます。その中から該当の楽曲を選んでクリックします。




すると、コピーライトが表示↓されます。それをコピーしてメモ帳か何かに一旦保存しておきます。
メモっておいたコピーライトを、楽譜の1ページ目の下部中央に記載します。ちなみに楽譜の上部には、タイトル、作詞・作曲者名、アレンジした者の名前を記載します。
楽譜はPDFで保存しておきます。



右下の青いボタンをクリックすると、楽曲登録ページが表れますので、順次入力していきます。


楽曲内容を登録する


smpressのトップページからも上記と同じく楽曲登録ページに行くことができます。
右上のオレンジのAdd a Product のボタンをクリックすると、プルダウンで4つの項目が出てきます。著作権のある楽曲の場合は、3行目のAdd a Copyraighted Song Arrangementを選択します。もしくは、下のラジカセの絵をクリックしても同じページにリンクしています。





楽曲登録ページ↓ 
PDFデータの登録→楽曲名を入力→楽譜の内容について該当するものを選択→販売価格の入力→注意事項等に同意するにチェックを入れて、保存(SAVE)します。



保存(SAVE)したところ、楽曲のタイトル名が「time after time」だけでは、すでに誰かが登録済みの為使えないというメッセージが出たので、もう少し詳しいタイトル名に変更しました。その他、もし演奏動画があれば、動画のURLを入力します。




全部保存し終わると、サイトの方からデータが保存・登録されたことと、審査にだいたい24~48時間かかる旨の連絡がメールで届きます。

なんだか、すんなり登録できたことが余計に不安を掻き立てます(;´Д`A “` アメリカなんて特に権利にはうるさい国だから、万が一アメリカで著作権のことで法にでも触れたりしたら、それこそ怖い・・・😱でも、何か不備があったら連絡がくるだろうし、販売できないなら「あなたの楽譜は販売できません。」ってくるだろう・・・
と思っていたら、翌日には、特に個別のメッセージも何もない、型通りらしき販売開始の連絡メールが届きました。え、ほんとに大丈夫なの???まだ不安(・・)

販売価格と販売手数料と実際の利益は一体?!


著作権のこともよくわからないけれど、この販売手数料と実際の利益についても、どうもよくわからなくて・・・えーい?!もうわからないけれど、とりあえず登録してみよう!どうせ、そんなに簡単に登録できないだろう・・・と思いながら、すんなり(・・)ここまできてしまった訳ですが・・・

販売価格については、他の方のアレンジ内容(楽譜を見て)と価格を参考に、ジャズアレンジは、1曲$7.99で設定してみました。全体的にちょっと高めな価格設定だなぁと思いました。

手数料は、売れてから確認すればいいやと思っていたら、これまた、先日早速1曲購入してくださった方がおられた(・・; ので、ちょっと驚きました・・・(いや、ありがとうございます!)そこで、Sales Reportsを確認したところ・・・

Sales Reports Total Sales $7.99、Commissions $0.80


と書かれていたので、手数料が10%で$0.80引かれるってこと?えっ嘘?!!!著作権の申請の手間が無くて、手数料10%だけやったら最高過ぎるんちゃうん?!!!※興奮して関西弁になっております。

と一瞬思ったんですけど・・・


さすがにそんな訳無いよな、後から何かしら引かれるんじゃないの?!と思い、(やっと)真剣に、理解できるまで色々調べたところ、どうやら、私の売り上げが$0.80ということらしいです。 エッ(==)
830円で販売して、売り上げが83円ぽっち?・・・愕然として、なんだかちょっとアホらしくなって、すぐにひとまず販売を休止することにしました(^^;

Commissionsって手数料という意味ですよね???誰の何の手数料やねーーーん?!と思ったのですが、このサイトでの意味は、手間賃とかお駄賃と言った方がわかり易いかもしれません。私が楽譜を準備して、データを登録した手間賃として という意味。「世界各国向けの著作権に関わる手続きは全部やってあげるから、あなたの手間賃は10%ね!」ということだったみたいです。

手数料と言われると日本語的には、「業者側の」といったニュアンスが含まれると思うのですが、違うみたいですね。英語に弱い人間にとっては、表現が紛らわしい(-_-; 違うページには、You can earn 10%.(10%を稼ぐことができる。)とはっきりと表現されていたので、新規登録時に目に付くページでは、わざと紛らわしい表現を使っているのかもしれません。

確かに世界配信ともなると、著作権の手続きや管理は国内のみよりも大変なのかもしれません。日本とアメリカでは著作権や印税などのあり方がかなり違うと漏れ聴いたことはあります。でもCommissions10%が妥当なのか?搾取されているのか?判断の基準が無さ過ぎてよくわかりません(ーー)個人的な直観では、ボッタクられていると感じましたw

ただ、著作権について言えば、このサイトにすでに登録されている楽曲なら、同じコピーライトが使える為、個人で1曲1曲改めて申請する必要がないので(日本のサイトでは、自分で1曲ごとにJASRACで検索・確認して、必要な会社・部署に申請をしなくてはいけません。)、すぐに登録して世界に向けて販売開始することができます。
パブリックドメインの曲や自分の作った楽曲を世界配信する場合は、Commissionsが45%なので、そういう場合やCommissionsが10%でも販売する種類や数が多い方にはメリットがあるかもしれませんね。楽譜とmp3を一緒に販売できるというのも、どこでもあるサービスではないですし。

私みたいに、ニーズが限られたコアなアレンジ?(笑)楽譜の少数販売には、あまり向いていないのかもしれません。でも販売対象が世界規模になって、今の6~7倍の数が売れれば、国内での販売額と変わらない?(・・)今までゼロだったものが、プラスになる可能性が生まれる。もしかしたら、世界中には物好きな人がたくさんいて(笑)予想以上に売れるかもしれない???!どうなんでしょうねぇ?ワカリマセン(^^;


最後に


元々、著作権や著作使用料の仕組みもよくわかっていない上に、国ごとで事情も違うので、「簡単に世界(海外)に販売できる!」という点以外は、もっと時間をかけてじっくり調べてみないとすっきりしそうにないですね。

とりあえず、ちょっと冷静さを取り戻すまで、販売は一旦休止です(^^; 「オルフェのサンバ」はパブリックドメインなので、それと今回ついでに?登録した「time after time / Eva Cassidy’s CD ver.」のギタータブ譜は現在販売中です!「time after time / Eva Cassidy’s CD ver.」は、国内での著作権の申請が完了すれば、国内のサイトで販売しようと思っているので、もうしばらく国内の方のご購入はお待ちくださいませ!需要があるかどうかはわかりませんが(^^;


まぁ、上手い話はそうそう無いといいますか(^^; 一般人に販売する場を提供するメリットは、Commissions10%を引いた、残りの90%のうちどれくらいがサイトの方に入っているのか?というところに隠されているようですね(苦笑)増益だと言っていたので、本来の意味での手数料でかなり儲かっているのかもしれませんね(;^_^A

一般の方で、世界(海外)に向けて、海外(主にアメリカ)の楽曲の楽譜や音源(mp3)を販売したい方の参考になれば幸いです♪日本の楽曲の楽譜も、簡単に世界に配信販売できるといいのになぁ・・・












About This Author

sawako*
いつまでもどこまでも音楽と共に♪
happyに健やかに生きていくために音楽しよぉ♪

ピアノの音が大好きで、
リズムが格好いいと嬉しくなります(•ө•)♡ 
いいと思えばジャンルを問わず何でも聴きますが、
JAZZの要素の入ったものに惹かれます。
最近はピアノやギターでの無謀な弾き語り(笑)にハマっています♪

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