紅白の出場者と流行語大賞が発表になりましたね。
もう12月ですね・・・
ジャニーズ…V6を押し込んできましたねぇ(^_^;
スタップ細胞は・・・・・・あったのかな???(・・)
*
えー、今回は、ちょっと大まじめに音楽理論について語ってしまおうかと思っております(^^;
長いです。いつも長いっちゃ長いですが(^_^;
前回ちらっと書いた、JAZZのアドリブの時に使う「major mode」のお話。
「はい、じゃぁアドリブで弾いてみて!」って突然言われても、やったことがない人にはできません。
ピアノを弾いたり習ったりしたことがほとんど無い人なら、めちゃくちゃ弾いて、アドリブでーす(^^)vとか言えるかもしれませんが・・・
少なからずかじったことがある人なら、ステキとまではいかなくても、小さなプライドにかけてもせめて音痴にはならないように弾きたいと思うはず(笑)
それ故に、もう何の音をどう弾いていいやら、さっぱりわからなくて、中には石のように固まってしまう人もいるかも(笑)
私も、最初は、白紙の状態から、なにかとってもすばらしいメロディを作曲しなくちゃいけないような気がして、全く手も足も出ませんでした。
毎回、頭のてっぺんから湯気を出しながら空回り・・・(-。-; レッスンの後はもうカラッカラ、ぐったり、そしてどよ~~~ん(自分のダメダメさに打ちひしがれている様)(笑)
でも、決して作曲する必要なんてないんですよね。
1年2年と実戦していくうちに、調やコードや音階などの理論的なことを上手く活用して、音をつなげていけばいいのだということが少しずつわかってきました。あくまでも、今の段階(レベル)では・・・ですが。
その理論のうちの一つが今日の話題?の「major mode」
将来、コミュニケーションを取りながらセッションをするかどうかもわからないし(^^; 適当にスルーしようかなぁ・・・と逃げ腰になっていたのですが、もしかしたら、これは、JAZZピアノを習い始めた者にとって、一つ目の大きな壁、第一関門なのではないかな?という気がしてきたので、先生の説明やいろんなサイトを参考に、わからないなりに解釈して、頭の中を整理する為に表を作って、まとめてみることにしました!(^^;
まとめてみて正解!予想以上に理解&納得できました!!!ワーイワーイ♪^^
でも、それを文章にして伝える・・・違う壁が(・・;説明が足りないところは、ご自分で補足して頂けると幸いです(^^;
「major mode」の まとめ
まず、基本的な事を(確認の為)まとめておくと
・ドレミファソラシドの各音に全音3つを重ねると、表記のコードになります。
例 ドの場合:ドミソシ、つまりCmaj7
・調が変わっても、Ⅰ,Ⅳ,Ⅴはメジャー系で、
ⅠとⅣはmaj7、Ⅴは7thになります。
ⅱ,ⅲ,ⅵ,ⅶはマイナー系で、
ⅱ・ⅲ・ⅵはm7、ⅶはm7(♭5)になります。
※メジャー系は、大文字、マイナー系は小文字で表します。
まずは、分かり易くハ長調で見て行きます。参考:上の表の1段目
私が先生から最初に聞いた説明は、
Ionianは、ドから始まる音階、Dolianはレから始まる音階・・・・・・
(以下同様なので省略)
始まりの音を順番に変えていくだけで一体何の意味があるの???と思ったのですが、そこからもう一歩踏み込んで分析してみる(表を作ってみる)と、何やら「意味」らしきものが見えてきました。
例えば、Dolianのレミファソラシドレ。
一見、♭も#も付いていない普通の音階のように感じるのですが、実は、これは、Dm(二短調)の自然(的)短音階(Natural Minor Scale) だとレミファソラ(シ♭)ドレ となるところが、レミファソラ(シ♮)ドレ となっており、6番目の音が半音上がっている、つまり#6になっているということを示しているのです。
コードがDm7なんだから、Dmの自然(的)短音階の音を使えばいいんじゃないの?と思うところを、わざわざDolianで、つまり音階の6番目の音を半音上げて、弾くわけです。
この#6がDolianの特徴音であり、たった1つの音のしかも半音の違いが、全く違う響きと雰囲気をもたらすということなのです(らしい)。慣れると聴き分けられるようになるそうです(・・)
各音階によって、音符間の間隔(全音か半音)の組み合わせは異なるのですが、調が変わっても、この組み合わせは変わらないので、ヘ長調の場合は、上の表の2段目のような音階になります。
ハ長調と同様にDolianで見てみると、Gm(ト短調)の自然(的)短音階(Natural Minor Scale)だと本来なら ソラ(シ♭)ドレ(ミ♭)ファソ となり、シとミに♭が付くはずのところが、Dolianの場合、 ソラ(シ♭)ドレミファソ となって、(ミ♮)になります。つまり#6になっている訳です。※ヘ長調なのでシの♭は、全部の音階に付与されています。
理屈はわかったけれど(わかりましたか???)なんでそもそもそんなまどろっこしいことするの?とお思いでしょうか?(^^;
それは、その方が、よりコードに馴染んだり、メロディに調和したり、JAZZYだったり、格好良かったり、おしゃれだったり、独特の雰囲気を醸し出したりするから、だそうです。
でも、決して、絶対にこれを使うべき!というものではなく、人それぞれの好みによって、modeを使ったり、敢えて使わなかったり、和声的短音階や旋律的短音階を好んで使うのも自由なのだそうです。
ちなみに、音階名の方は、頭文字を取って、イドフリミエロと覚えることにしました(笑)
*
さて実戦。
今アレンジしている「beautiful love」で見ると、
ヘ長調で、冒頭のコード進行が
|Em7(♭5)| A7(♭9)|Dm7|
|Dm7| Gm7 |C7 |Fmaj7|
なので、上の表を参考に解析すると
|Locrian|D harmonic minor|Aeolian|
|Aeolian |Dorian |Mixolydian|Ionian|
となります。
A7(♭9)のみ例外で当てはまらないですが、それ以外は、major modeの音階がアドリブの時に使えるということですね。
ただ、
メジャー系の場合、7thならMixolydian、マイナー系でもm7(♭5)ならLocrianと単純に当てはめられるのですが、m7については、Dm7だからと言って、絶対的にAeolianが合うとは限らないそうです。
m7に関しては、Dolian、Phrygian、Aeolianの3種類があって、JAZZではあまりPhrygianを使わないらしいので、実質DolianとAeonianのどちらが合うかを、調・コード・メロディ・前後のコードの流れ等から判断しなければならないそうです。
うむー(~_~;
他にもLydian ♭5とか Lydian ♭7とか、super Locrianとかいう、ふざけた?(笑)ものもあるらしいです。人を混乱させようとしているとしか思えませんが(-_-;
他にもいろいろあるということみたいですが・・・とりあえず、基本編、導入編ということで、今回は例外的な事には触れず、そっとしておきたいと思います(笑)
しかし、いろいろ理解できたところで、全部の調で、コードを見てパッと認識・把握して、スラッとサラッと弾けるようになるには・・・軽く百万光年はかかりそうです(・・)
ちなみに先生の場合、この音階の読解・認識は、(ヘ長調の時)シに♭が付いてるね と同じ位のレベルでやってるらしいです。ハァ・・・ソーデスカ(ーー)ま、人間じゃないから・・・
でもね、よくよく考えてみると、この曲の場合、シにだけ♭が付いて、たまにド#が出てくる位で後は付くはずだったものが付かなくなる訳だから、ある意味、弾き易くなるということなんじゃないでしょうか???(・・)
あまり小難しく考える必要ないない!散々小難しい事書いといて、ここに来て急に開き直る?!(^^;
たぶん、こういう理論って、先人の方々が、便利だからとか、とっかかり易いからとか、人と共有し易いから・・・ちょっと新しくておしゃれだから?後からまとめたり名前を付けたりしてくれたものだと思うのですよ。暴言に近い?独断ですが(^^;
上手く活用するのはいいと思うけれど、理論に囚われ過ぎたり、雁字搦めになったりしたら意味ないですよね。そんな気がします。(気がするだけかいっ)どこまでも楽しんでいこぉー!おー!(笑)
あ、あと、ちなみに、minor modeもあるらしいですよ。アハハハ(ーー;
この先、ずーっと壁ばっかりだったりして・・・違う意味で、はやりの壁ドンッ?!(激突)してバタンッ(倒れる)(笑)
理論のお話、どうでしたか???(^^;
私は、久しぶりにお勉強気分を味えて楽しかったです♪(^^;急にアクセス数が減ったりして・・・(苦笑)
ではでは、また♪