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又吉 直樹「火花」+「おもろい」の話 + ジャズサックス/Charlie Parker

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2か月前にYouTubeに投稿した「to U」・・・思いの外、再生回数が伸びていて(他の曲よりも)びっくりしました。ありがとうございます♪
どんな方々がどんな風に何を思って聴いてくれてるのでしょう・・・?なんだか不思議です。




祝・芥川賞!!!又吉 直樹「火花」を読みました!!!

まったんの小説「火花」・・・読みました!するっと一気に読めました。
なるほどぉ!なかなかええこと言うやん と思ったり、ちょっとホロッとしたり、えっ?!そういうオチっ?!(全員前につんのめる)吉本新喜劇みたいな感じで、面白かったです♪



そう言えば、夏休みの感想文の宿題、死ぬほど苦手だったのを思い出しました(ーー;

感想文以前に、国語がとにかく苦手だった私には、芥川賞にふさわしいのか???純文学なのか???芸術性があるのか???よくわかりませんが(・・) おもろかったら、ええねん♪(^^)

冒頭の「自分が飼っているセキセイインコに言われたら嫌な言葉はなんや?」というクダリなんか電車の中で読んでいて、思わず噴き出しそうになりました(^^;
主人公の徳永って、まったんそのもので、小説じゃなくて、自叙伝なんじゃないか?と思う位で一見、誰にでも書けそうな文章なのだけど(えっ?)この話は、お笑い芸人×文才がある?まったんにしか書けないものなのかもしれませんね。
でも次に何を書くんだろ???書けるのかな?(^^; 次が楽しみです♪



大阪人(関西人)にはおもろいこと、お笑いに対するサガというか本能というかサダメ(笑)のようなものがあるんですよね。
私も大阪出身ですが、親にそうしろと言われた訳でもないのに、小さい時から常に「おもろい」かどうかということが、人や物事を判断する基準の一つになっていて、とにかく、人から「おもろい」と言われたくて、「おもろい」人間を目指してがんばってきました(笑)※ホントです。
10代の頃は、自分の「テンションの低さ」と「ノリの悪さ」に真剣に悩んでいたし(笑)「平凡」で「普通」過ぎる自分が嫌でもがいてました(^^;
別にお笑い芸人を目指していた訳でも何でもないので、全然普通でいいはずなんですけど(^^;
でも、普通だと思ってるのは案外自分だけで、人間皆、必ずどこか変わってるものです(^^;
だって、全く同じ(普通の)人なんていないもの。普通の中にいろいろあるのだと思います。

そう、オリジナルのものを作って販売する仕事をしていたり、日々ピアノを聴いたり弾いたりしていて思うのは、オリジナリティを無理矢理出そうと思わなくても、自分とはどういう人間かを突き詰めていって、自分の中にあるものを表現すると、もうそれは紛れもないオリジナルになっているということ。

無理にでも、もっとインパクトのあるもの・普通じゃないものを作り出したり、弾き方を変えた方がいいんじゃないか?と思ったこともありますが、じゃ逆に、私が作ってるものを、他の人が生み出せるのか?私が弾いてる通りに他の人が弾けるのか?と言ったら・・・できないんですよね。

それに、無理に作ったオリジナリティは、いつか・・・割と近いうちに苦しくなって、行き詰って、崩壊します(^^;

そして、最近思ったのは、普通だったつもりが、長い時を経ていつの間にか「おもろい」自分に行き着いていたということ。

自分的には、結構「おもろい」人間になったなぁと満足しています(笑)生まれつきおもろくなくても、「おもろい」を目指してがんばると、そこそこ「おもろい」人間にはなれるみたいです♪
「おもろい」「おもろい」って連発してますけど、「おもしろい」ではなくて「おもろい」です。


関東で「君、おもしろいね。」って言われたら、どこか小バカにされたような含みを感じるのだけれど、「おもろい」には、愉快とか変わってるとか斬新という意味もあるし、アホやけど憎めない 的な「好意」「愛着」もありつつ、「感心」や「尊敬」の念も込められています(笑)

関西人に「おもろい」と言われたら、それは最高の褒め言葉で 気に入られ、認められたということなのです。^^
逆に、つまらない話を延々と続けること。オチの無い話を延々と続けること。関西では犯罪です(笑) ※ウソです。
いや、でも最も堪え難く許し難いことで、嫌われたり信用を落としかねません。

「おもろい」を追及するプロがお笑い芸人で、「最高におもろいお笑い芸人」は、もう関西人にとって、どんな職業のどんなに偉い人よりも「すごい」ということになるのだけど、人というのは、笑わせようとすると笑わない生き物で(^^;
「最高におもろいお笑い芸人」であり続けるということは、「毎回ホームランを打ち続ける」ようなものなんですよね・・・。それでも「笑い」を追求し続けずにはいられない。

難しいからこそ、人を笑わせることが出来た時の喜びや快感って、たまらないんでしょうね。
中毒性がありますよね(^^;

お、苦手とか言いながら、気が付いたら結構長文書いたな(笑) この調子だと私も芥川賞狙えるかも?!
つまらん!て思われてたりして・・・(~_~;
自分のblogだから、つまらないことを書いてもいいのです!
しゃべるとおもしろい話でも、文章でおもしろく書くのって、難しいですよね(~_~;


なんか調子に乗って書き過ぎました(^^; なので今週の1曲は、むちゃむちゃ適当・・・・・
最近、アドリブの勉強にチャーリー・パーカーを聴いてみて!と先生に言われたので、聴いてます。


Charlie Parker – Bird The Savoy Recordings full album



この動画、時々途切れる???



ふむふむ・・・・・・シブイ(–)

ではではまた♪



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