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★音楽の世界:オンラインレッスン事情・オンラインサービス情報 +「人に会う」ということ

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ここのところ、ワードプレスの記事ばかり一生懸命書いていますが(^^; 
久しぶりに、音楽の話も書きたいなと思います(^^)/

コロナ禍になってからは、長年ガツガツと、どんな時も欠かさず続けてきたピアノの自己練習も、今回ばかりは、どうにも気分が滅入ってしまって・・・睡眠学習をメインにして(笑)ちょっとさぼり気味だったのですが、ヴォイトレとDTMのレッスンの方はオンラインで続けてきました。

教室やスクールの先生方って、個人事業主の方が多いので、レッスンができないとなるとほんとに死活問題ですよね。音楽してる場合じゃないかもしれない?と思う半面、レッスンで声をしっかり出すと発散できるし、大変だけどお互い気を付けて乗り切りましょうね!なんて言いながら、想いや気持ちを共有できたのは、とてもありがたかったです。

しかし、コロナ禍で、一気にZOOMの認知度と需要が広がりましたよね。オンライン会議やオンライン飲み会などで使われている方も多いみたいですが、私はオンラインレッスンで活用させて頂きました!

先生の話によると、ほとんどの方は、スマホでオンラインレッスンを受けているそうなのですが、スマホだとどうしても、音の伝わり方に時間差が生じてしまうのと、音質があまり良くなくて、楽器や歌、音源などを同時に鳴らすと、マイクが全部の音をバランス良く拾えなくて、音がとぎれてしまうんですよね。実際試してみて、これで対面レッスンと同じ料金だったら、ちょっとな・・・と(先生には申し訳ないけれど)正直思いました。

私の場合、別に、オンラインレッスンを受けるために揃えたわけではないんですけど(^^; オーディオインターフェースもあるし、コンデンサーマイクもあるし、ピアノも電子ピアノだからPCにつなげられるし(つないでいるし)、これらを総動員すると、時間差だけはどうしても多少ありますが、音に関してはほとんど支障がないんですよね。もちろん、先生側の環境も同じように整えてもらう必要があります。
環境を整えさえすれば、オンラインでここまでできるんだったら、今までわざわざ交通費と時間をかけて通う必要ってあったのかな?なんてちょっと思ったりしました・・・(^^; 
コロナのせいばかりじゃなくて、コロナのお陰で、考えもしなかったやり方を考え出したり、実践する機会を持つことになったわけなんですよね・・・。奇しくも。 

すでに、ヤマハ公式オンラインセッションサービス や “収録環境提供型”遠隔録音サービス「Rec Out などの新しいサービスが発表されていますが、たぶん、これを機にどんどん、音楽系のオンラインレッスンでも使えるような優れものが出てきそうな予感がします♪

↓ ピアノコンクールもオンラインでやるみたいですよ?!!!すごいですね?!
スポーツの大会の中止もそうですが、本気でプロを目指している方にとっては、こういう状況下では貴重な機会ですよね。ぜひぜひトライしてみてください!※受付終了済み


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ただ、緊急事態宣言の解除を受けて、久しぶりに対面レッスンに行ってみて感じたのは・・・

なんだかやけに楽しかったぁーーー♪(笑) なんかすっきりしたぁーーー!(^^)/ という、予想以上の充実感?!とワクワク感?!(高揚感)

まだまだ感染の不安はあるものの、体の中に鬱積していたものが一気に外に出ていった感じでした。
単純に、家族以外の人と会って話をしたのがほんとに久しぶりだったから、興奮してうれしかっただけなのか???(^^; よくわからないですが、明らかにオンラインの時とは、お互いのテンションも緊張感も違ったと思うんですよね。
大事な事は、しっかり目を見て、伝わっているかどうかを肌で感じながら話す感じ。
オンラインだと、どうしてもなおざりになりがちです。伝わっているのかどうかがわかりづらい。オンラインだから、伝わらなくてもしょうがないか・・・と思ったり。
目の前に顔が映っているのだけど、人と会ってるという感じはあまりしないんですよね・・・。オンラインと対面の決定的な違いは、そういうところですかね。やっぱり。

人に会う」ということは、その会っている瞬間だけを言うのではなくて、レッスンならレッスンで、それに向けての練習や、時間を調整したりいろんな準備をするところからもう刺激は始まっていて、お化粧をして、外に出て、電車に乗って通うということも全部ひっくるめて、「人に会う」という行為で、実際に会うことで初めて、エネルギーの交換のようなものができるのかもしれませんね。きっと、音も同じですよね。
オンラインは確かに効率的で便利なんですけど・・・・・そういう感覚は味わえないんですよね。
改めてそんなことを思いました。

生のライブと配信ライブの一番の違いも、そこですよね。配信ライブには配信ライブの良さもたくさんあるんですけど・・・生のライブとは似て非なるものですよね。

13日に、「ライブホール、ライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」が発表されたみたいですが、収容人数を減らして、1~2mの間隔を開けて、マスクやフェイスシールドをして・・・て、言うのは簡単ですが、新しくて大きめのホールならまだしも、ライブハウスって、まだまだ、換気が悪くて、あまり衛生面も良くなくて、狭~いところの方が多い気がするので・・・かなり無理が・・・(;´Д`)
音やパフォーマンスに浸れないライブなんてライブじゃないよなぁ。生ライブの意味がないよなぁ・・・


音楽業界は本当に厳しいけれど、生のライブが以前のようにできるようになった時が、本当の「コロナ収束・終息」?!ですね。だと思います!



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