宿題曲シリーズ#4「Over the rainbow」
※宿題曲シリーズとは・・・
月2回通っているレッスンの中で出される宿題で、メロディ譜を基に、伴奏付け、アレンジ、
アドリブ(間奏)、エンディング等を盛り込んで適当な長さにするというもの。
かなりがんばりました(TT)(笑)
いや、毎回がんばってるんですけど・・・がんばった甲斐あって、まずまずな感じで弾けました♪
て、やっぱりまずまずかいっ・・・(^^;
でも前曲よりも少しグレードUPした”まずまず”(笑)
自分なりに、なかなかうまく弾けたんじゃない?♪と瞬間的に思っても、突き詰めると(冷静に聴くと)やっぱりまだまだで・・・(-_-; たぶん永遠に完璧?!なんて有り得ないんだろうなぁ・・・
しかし、それにしても、この曲のジャズアレンジがこんなに難しいとは思いませんでした。
ゆったりした曲だし、特別すごい技術が必要というわけでもない?けれど、今までで弾くのが一番難しかった(・・;
聴いた印象と実際弾いてみた印象がここまで違う曲って、初めてかもしれません。
何が難しいかって・・・
可能な限り、C7(b9)やGm7(11)のように、コードに、テンション(9thとか11thとか)を加えていて、そのコード(4音ばっかり)をしっとり且つしっかりと押さえるということ。
これが、ちゃんと覚えてないとなかなかパッと押さえられなくて・・・。
今回のアレンジの雰囲気や深み、アンニュイな感じを醸し出してくれているのが、このテンションコード達なのです。あと、途中、ペダルトーン(ペダルノートとも言うみたい)を入れてみたりリハーモナイズしてみたり、しています。
ちなみに今回は、CF IIISの音色で弾いてみました。CFXよりちょっと落ち着いた感じがするかなと思って。
※ペダルトーン:コードが移り変わっているのに同じベース音を引き続けるという手法。
※リハーモナイズ:somewehre~のところ、2回目以降はEb6 Cm7 → Am7(b5) D7 に。
そして、間合いのとり方。
このアレンジでは、演奏に空気感?を出して、大人っぽく、アンニュイ(物憂げ)な感じにしたいなと思って、音の響かせ方、強弱のコントロールや脱力加減も、いろいろ細部まで考えながら取り組んでみました。
そう、まるで白鳥のように・・・(笑)
涼しい顔で弾いてるように聴こえるけれども、実は、水面(内面)下ではかなりのドタバタ劇(必死)(笑)
Keith Jarrett 「Over the rainbow」
(自分のアレンジを)練習して練習して録音し終えた今なら、キース・ジャレット氏のこの↓体の動きや表情の意味が(ほんの)少し理解できるような気がする(^^; 神聖な?演奏をここで引き合いに出すのもおこがましい話ですが・・・(^^;
今回のアレンジを振り返って・・・
今回のアレンジ、今までで一番ジャズっぽくなったような気がします。気のせいかもしれません(笑)
自分的には、全力でジャズアレンジに挑戦したつもり(笑) ですが、まだまだいっぱい覚えないといけないことはあるみたいで、大変です。
でも、別にそこまで厳密にジャズを追及している訳ではないんですけどね。エッ?(゚A゚;)
ジャズのおいしいところを取り入れつつ、自分らしいアレンジができればそれでいいかなと思ってます。今のところ。いや、いたって真剣に、バカみたいに一生懸命取り組んではいるんですけどね。
ジャズの世界はなんせ奥が深いもので・・・(^^ゞ
ではでは、また♪